皆さんは、ペデストリアンデッキという言葉をご存知でしょうか?
ペデストリアンとは英語で歩行者という意味らしく、そのデッキと言う事で歩行者回廊の事です。
大規模なものは広場の機能も有し、横断歩道との違いは車道を挟んだ建築物を連結する意味合いで使われています。
全国的には仙台駅西口が有名です。
日本で最初につくられたのは、1973年に千葉県柏市の柏市東口です。
ペデストリアンデッキは駅前を中心に全国で約260ヶ所くらいあるそうです。
わが、北九州市にも、小倉駅北口・南口、戸畑駅、黒崎駅の4ヶ所あります。
現在、黒崎駅前ペデストリアンデッキの老朽化にともないリニューアル工事中です。
本工事のなかで、弊社は、日本電気硝子のガラスブロック商品である、歩行者用トップライトのコスモグリッドという商品の工事を受注させて頂きました。
プリズムガラスノンスリップは屋外や水に濡れる恐れのあるところの歩行用で、滑りにくくするためマット状な表面に細かい刻みのカットパターンが入っています。
製品イメージ(目地仕上前の状態です)
ガラス厚が厚く、高い強度を持つプリズムガラスをあらかじめ指定工場で格子状のステンレス枠に組み込んだトップライトです。 プリズムガラスを通して階下に柔らかな自然光を注ぐとともに、強度が高い為、その上を歩行することも可能です。
黒崎駅前ペデストリアンデッキは1984年竣工から28年経過しており、長寿命化対策・耐震・耐火・LED照明による環境負荷の軽減、バリアフリー化、エスカレーター設置等の工事もおこなわれています。
暗くなりがちなデッキ下の歩行面に、コスモグリッドを設置して採光を得て明るくするという趣旨です。
今回の工事は全21ヶ所、200mm角のコスモグリッドを1548枚使用します。
黒崎駅前ペデストリアンデッキの竣工は2012年6月末です。
弊社が納入するコスモグリッドは2月中旬~3月末にかけての工事予定となっております。
弊社では様々な商品を取り扱っておりますので、どんな商品でもお問い合わせください。
写真はリニューアル前の黒崎駅前ペデストリアンデッキです。
今から完成が楽しみな現場です。
特販グループ:菊池