


- 報徳
- 古の教えが今の世に生き残っている。それには当然、理由があります。
きっと、その教えが人間の本質を突いているからではないでしょうか。
山十にとって二宮翁の報徳思想は不滅の礎。美しい真理だと思います。 - 北九州
- 山十という企業を長い年月をかけて育んだ北九州は、古くからの交通の要所であり、ビジネス、カルチャーの玄関でもありました。つまり、何か新しいことを起こす熱を変わらず秘めている土地だと思っています。
- 窓
- ロゴマークのモチーフとなった窓に関する事業は、山十の原点であり、今も変わらない中核でもあります。ガラス・サッシ製品の品揃えと施工技術は、これからも弛むことなく、進化を続けてまいります。
*1 報徳博物館提供
*2 『福岡県全図』(大正2年) 福岡県立図書館デジタルライブラリ
山十が変えるべきもの・変えてはいけないものとは何だろうか
100年以上の長い歴史を刻んだ山十が、新たな時代を歩み続けるためには「変えるべきもの・変えてはいけないもの」を明確にしなければならない。私がまず着手したのは、その判断でした。判断の拠り所となるのは理念です。弊社は、創業当初から二宮尊徳翁の「報徳思想」を土台とした経営理念を掲げ、事業戦略や営業目標の指針としていました。この理念こそ山十を長く存続させることができた理由であり、一朝一夕では創れない財産であり、変えてはいけない企業文化なのだと考えました。


一方、変えたのはブランドイメージです。変えたというよりは、暗黙の了解として存在していた思いを誰にもわかりやすい明確なメッセージとして規定し、社員全員で共有したと言った方がいいでしょうか。Reブランディングにより、全社員が同一の使命を胸に、足並みを揃えて同一の目標をめざすことが可能になりました。理念として掲げた「感謝報恩の心と 価値の創造によって 社会と社員一人一人の 幸せを実現する」という究極の目標の達成は容易ではないですが、各社員がここをめざす山の十合目と定めて、弛まず進むことが山十という企業の成長につながると確信しています。
コラム
レゴ®シリアスプレイ®で
山十の価値を再発見


私が社長に就任後、日々感じていたのが、「これまでの山十らしさとこれからめざす山十らしさが視覚化されていないのではないか」という疑問でした。そこで、山十の価値を再発見するためのワークショップを企画。社員から選抜されたメンバーで体験し、その結果をReブランディングに活かすことにしました。
ワークショップで採用したのは、レゴ®ブロックで自ら作品を創り内観を可視化するレゴ®シリアスプレイ®(LSP)という手法です。以前から個人的にこの手法に興味関心があり、私自身、2023年にレゴ®シリアスプレイ®のファシリテーターの資格も取得しています。
LSPで不思議に思うのは、メンバーは全員、同じ色や形のブロックを使っているのに、それぞれ全く異なる作品をつくっているところ。また「言葉にするのが難しいことでも、ブロックでは表現できてしまう」のも、LSPならではの驚きの体験です。
ワークショップの終盤では、年齢も職種も異なるメンバーそれぞれの潜在意識から「山十らしさ」が創出されていき、「窓(ガラス・サッシ)」というひとつの価値に辿り着きました。この結果は、Reブランディングの各表現に活かされています。
日本で最も感謝の言葉をもらえる総合建材商社をめざす
人は、人生の約7割を家の中で過ごすと言われています。つまり、自分の住まいを快適な空間にするだけで、人生の7割を気分良く過ごせるはずです。弊社は、適切な情報、豊富な品揃え、信頼性の高い取付やアフターサービスを提供することで、住まいの購入・改修に大きな安心をもたらしたいと考えます。例えば、断熱性の高い窓にリフォームするだけで快適性や健康に直結する効果がすぐに表れ、QOLが向上します。高機能な窓は、投資する価値のある「良い買い物」としておすすめできます。


「報徳思想」の中心には「まず与える」という発想があります。安易に損得に結びつけず、喜んでいただけるなら、という思いで行動することを弊社は大切にしたいと考えています。世の中には「お金をもらって感謝する仕事」と「お金をもらって感謝される仕事」があると言われますが、総合建材商社は後者になれる業種です。山十は「日本で最も感謝の言葉をもらえる総合建材商社」をめざします。そんな会社で働く従業員はまちがいなく幸せだろうと思います。
代表取締役